Q:既にボイラーがあるのですが、併設は可能ですか?
A:はい。並列・直列共に可能です。
ただし、直列の場合は給湯器に超高温が入らないためにオプションのサーモ式ミキシングバルブを通して繋いでください。
並列ではサーモ式三方バルブをつけることによって設定温度以上ではバイパスへ設定温度以下のお湯は石油ボイラーへお湯を通すことができます。
また、石油ガスボイラーでは、一次側に高温水が入ってくることが前提で作られた太陽風呂(ソーラー)対応のボイラーがベストマッチングです。
Q:我が家はオール電化住宅でオール電化割引サービスを受けていますが、ウッドボイラーを導入した場合オール電化割引は適用できませんか?
A:いいえ。ウッドボイラーを増設してもオール電化割引を適用できます。
例えば、中国電力会社では新エネルギーの導入に協力的でオール電化の対象にしていただけます。
これは、以前から電気温水器と太陽風呂を併設しても対象の範囲としており、その延長ということです。
Q:設置・費用はどれくらいかかりますか?
A:まず、給湯だけの場合ですが、将来に渡り給湯利用のみであればN-200NSB(税込約47万円)でも可能です。
本体以外に必要な部材は熱交換器とボイラーコントローラー、ミキシングバルブで約15.17万円ですので、給湯のみの必要な機器の標準価格は約62.2万円です。設置場所の条件にも寄りますが、特に複雑な工事がなければ標準価格内程度で設置が出来ます。
A:次に床暖房の実使用の場合
一般的にはN-220NSB(税込52.29万円)を採用します。
床暖用熱交換器+床暖コントローラー+循環ポンプ+不凍液タンク+不凍液が必要となり、床暖房に必要なオプションの合計は約20万円となります
これにプラス床暖パネルの工事分約1帖あたり2〜2.5万円が加算されます(大工内装工事は別途)。
A:給湯+床暖房両方の場合
両方で20帖クラスですと約120万円〜130万円が平均の工事価格(部材費+工事価格+諸費用)です。
上記はあくまでも目安としてください。現場状況によりその都度見積もりを差し上げます。
Q:我が家の床暖房ではどの機種が合いますか?
A:部屋の面積と窓構造・断熱材の厚みが分かれば簡単に算定できます。
例えば、20帖の床暖房で木造の一枚ガラス窓、断熱材が50mm外気温が−3℃で室内計画温度が20℃の定常暖房の場合
一時間あたりの暖房負荷は3,188キロカロリー/h必要です。この場合N‐220NSBの熱源能力が30,600〜44,200キロカロリー/hなので適合します。
また、上記の条件で2重ガラス窓の100mm断熱の場合の暖房負荷は2,014キロカロリー/hなのでN-200NSBでも可能ですが
ボイラーに余裕がある方が薪の投入回数や翌朝への熱量温存の余裕の為にもやはりN-220NSBをお勧めします。
N-200NSBとN-220NSBとの価格差が比較的小さい事を勘案してもほとんどの家庭ではN-220NSBが主流となっています。
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