新築一戸建、古民家再生リフォーム、ウッドボイラー(薪ボイラー)の協和建設エコライフ事業部

協和建設
大谷温泉 かじか荘様ウッドボイラー導入事例
■大谷温泉かじか荘様■

-山陰の秘湯「かじか荘」-
大谷温泉「かじか荘」は、益田川上流の山のふところに湧出し、心身の保養とストレス解消に効能があると共に、四季折々の手作り料理が楽しめる温泉宿です。

〒698-0012 島根県益田市大谷町985-1
TEL 0856-23-2300 FAX 0856-23-2301
URL http://kajikasou.jp/
<かじか荘様導入事例>

平成17年度当初の灯油価格54円/リットル当時は灯油代と入湯料に殆ど差がない状況でしたが灯油の高騰により平成17年10月から大きく損失が生じるようになり、木焚きボイラーの導入を検討するに至りました。

温泉・給湯だけの試算ですが試算を行うと驚愕の結果となりました。
これまで灯油54円の時代では入湯料で灯油代がほぼまかなえていましたが、このまま、何も対策せずに高騰した灯油を使い続けると一月に78,500円1年間で約95万円の赤字が発生することが判明。
5年も経てば470万円の累積赤字です。10年では・・・考えたくもありません。
原油価格の情勢も多少の季節変動はあるとしても、世界的にも価格の上昇は免れないと判断をし、薪焚きボイラーの導入しかないと確信いたしました。


(大谷温泉導入計画グラフ)
参考:温泉入浴料(グラフ青)に対して、灯油代が54円の場合(グラフ緑)、収支トントンくらいだが、灯油代が高騰した今、灯油84円(グラフオレンジ)だと使えば使うほど温泉入浴料金でまかなえない状態が続いてしまう。

ちょうど、その頃庄原のバイオマス研究会の会員でもあります美都町の山本粉炭工業さんに相談したところエーテーオーのウッドボイラーが実績もあり価格が安く、シンプル故に高耐久で大きな薪が焚けるボイラーがあるという事で紹介をして頂きました。
導入計画に関しては島根産業振興財団のご協力により、
試算検討をして頂きました。
計画では60〜70%を薪で給湯を行い残りは灯油で賄う計画です。
試算の結果は導入費も含め約2年半でこれまでの54円累計線にもどる事ができ、それ以降はこれまで出来なかった温泉部門だけでの経常利益が見込めるという結果となり正直、もっと早くから導入していればよかったと痛感しております。
念願のウッドボイラーはこの9月初めに設置しこれまでの運転も良好で今後の結果が楽しみです。
また、結果が分かり次第、経過をお伝えしたいと思います。

(大谷温泉導入計画〜ウッドボイラー編)
参考:ウッドボイラーを使用した場合の燃料は薪と灯油を使用。燃料の割合は薪が7割(グラフ紫)+灯油が3割(84円で試算、グラフ赤)となります。灯油を使用しますが、薪と灯油代をあわせてもグラフの茶色の線が示すように入湯料(グラフ青)を十分まかなえる燃料費です!!
また、この試算でわかったことは灯油が54円の時代と比較してもウッドボイラーを使用したほうがコストダウンできるということです。もっと早くからウッドボイラーを使用しておくと良かったです。

 
ウッドボイラー(N−500NSB)の利点は
1、 1m程の丸太でも枝葉も投入でき沢山投入でき、貯塔湯に430Lの容量があるので薪の投入回数が少ない
2、 導入価格は意外に安かったので、すぐに採算ベースに乗せられること。
3、 複数の系統が可能なので給湯と保温の両方が出来る事。
4、 水ジャケット構造で高耐久性なので長期的な計画ができる。
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